効果的なホームページとは!
ホームページはただ用意すれば良いというものではありません。しっかりと利用していくことで効果が発揮できるのです。
常に最新情報を掲載している・・・
大手のホームページに限らず、検索結果で上位に表示されるホームページは、常に最新の情報を掲載し、頻繁に内容更新がおこなわれています。
これは、ホームページを更新していくことが検索エンジンにもかなり有効だということを表しています。ただ、単に検索エンジンに有利なだけというわけではなく、ユーザに新しい情報を伝えるという点でもかなり重要であるということなのです。
しかし、実際には長期間更新を行っていないホームページは数多くあり、そのために効果がない(意味がない)または、逆効果になっているホームページも少なくありません。
ホームページの内容が数年前の制作した当時のもののままで、スタッフ情報は過去のスタッフが掲載されていたり、営業時間が変わっていてもそのままであるとか、制作時に行ったイベント内容がそのままであるとか。
このように、古い情報のまま掲載しているということは、ホームページを見たお客様に誤った情報を伝えてしまう事になり、お店(企業)の印象が悪くなるばかりか、不安感をいだかせてしまいます。
効果的なホームページにするには、まず、逆効果にならないように、常にホームページの情報を新しい情報に更新していくという事を強くオススメ致します。
最近ではCMSというホームページの内容を編集できる機能を持ったホームページを提供している会社も数多くあり、当社でも、簡単にホームページが修正できる機能を持ったホームページを提供しています。
定期的に更新することは、印象が良くなるだけでなく、検索エンジンのキーワード検索結果の順位にも影響を与えます。
※検索エンジンは情報が新しいものを上位に表示する傾向があります。
CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略で、ホームページを管理・更新できるシステムのことをいいます。
リアルタイムな情報配信・・・
ホームページは他の広告媒体と比べ、リアルタイムな情報を発信するツールとして非常に優れており、また、一度制作してしまえば、非常に安価に発信できます。
例えば、イベントやセールを行っているのであれば、専用ページを用意して毎回掲載していくことで、お客様はホームページで確認してから来店されるようになります、検索で初めてホームページを見たお客様はイベントが行われていることを認識することになります。
ホームページを通して誘導することが可能になります。
飲食店ホームページでは・・・日替わりランチの写真・内容、ディナーの紹介、休日のお知らせ
雑貨店ホームページでは・・・新入荷情報・オススメ商品紹介、休日のお知らせ
美容院ホームページでは・・・ヘアスタイル情報、休日のお知らせ、店長(スタッフ)ブログ
介護施設ホームページでは・・・説明会情報、施設内行事紹介、空室・募集情報
接骨院等の医院ホームページでは・・・最近多い症例や対処方、混雑具合、休日情報
などリアルタイムな情報をホームページで定着化させることで、ホームページを最大限活用することが可能です。
簡単更新システムを利用することにより、インターネットに繋がるパソコンさえあれば、ホームページのリアルタイムな情報を更新・掲載していくことができます。
効果的なホームページにするには・・・
効果的なホームページにするには、事前にどれだけしっかりしたホームページの設計書(構成)を準備できるかが重要です。
1、ホームページの目的を明確化
何を?:「企業全体」「サービス」「商品・製品」「ブランド」「実店舗」
どうしたいのか?:「紹介PR」「資料請求」「お問い合わせ」「販売目的」「販売促進」「来店・来場誘導」「求人」
目的は漠然と考えるのではなく、いくつかに絞ることで伝わりやすく分かりやすいホームページになります。
経営者自身が何のためのホームページなのかということをしっかりと明確化することが大切です。
2、ターゲットを設定
誰(ターゲット)に向けてのホームページなのかを決めておくことが重要です。
その為には、詳細に設定したターゲットを複数考えることでターゲットをしっかりと把握することができます。
その中で、優先順位を決めメインターゲットを設定しておくことで、メインターゲットに合わせたホームページのデザインや、掲載内容を考えていくことができます。
ターゲットを複数考えておけば、ターゲットに合わせた情報の配信が可能になります。
要素:「性別」「年齢」「エリア」「職業」「家族構成」「その他環境」など
3、ホームページのデザイン
ホームページはインターネット上でのお店・企業の顔になります。ホームページの印象がお店・企業のイメージに直結します。
業種・目的・ターゲットによっても変わってきますが、どんなデザインのホームページがよいのかを前もって考えておくことが重要です。
要素:「配色(コーポレートカラー)」「イメージ」 又は「見本にしたいホームページ」
4、キーワードの選定
ホームページを運営する上で重要な要素のひとつが検索キーワードです。
掲載内容が魅力的でも、アクセスされないと意味がありません。検索キーワードの選定次第でアクセスが大きく変わってしまいます。
ホームページの目的・ターゲットから思いつくもの全てを書き出し、優先順位を決め、メインキーワードを選定します。
メインキーワードは埋もれやすい人気のキーワードより、範囲を絞ったキーワードで上位を目指すのが得策です。
キーワードの種類:「業種・サービスワード」「地域ワード」「関係ワード」「ネガティブワード」「名称ワード」
メインキーワードで上位に表示されるよう意識して制作することになります。しかし、他の優先キーワードも把握し、盛り込む事でそのキーワードでのアクセスも見込めるようになります。
5、掲載する情報(コンテンツ)の選定・ホームページの構成
当たり前の事ですが、ホームページへのアクセス数が多くても、掲載されているコンテンツ次第で効果は大きく変わります。
どんな情報をどんな順番で掲載していくのか、掲載する情報とホームページの構成をしっかりと考えておくことが重要です。
コンテンツは大きく3つの種類に分けて考えることができます。
「基本情報」・・・会社概要・個人情報取り扱い・アクセスマップ
「伝えたい情報」・・・サービス・商品・コンセプト・メリット・イベント内容
「お客様が知りたい情報」・・・お得な情報・利用者の意見(口コミ)・スタッフ情報・豆知識など直接聞けない情報
お客様が知りたい情報を充実させることがポイントで、ホームページにしか掲載されていない情報を配信することでより大きな効果が期待できます。
6、掲載する情報(コンテンツ)の詳細内容
掲載する情報が選定できたら具体的に考えていくことで、何が必要なのかが把握できるようになります。
お得な情報を掲載するのであれば、お得な内容を決める必要があります。スタッフ情報を掲載するのであれば、スタッフの写真・コメントが必要になります。
コンテンツごとに最低限必要なテキスト・写真(画像)を事前に用意しておくことで、制作がスムーズに行うことができます。
効果的なホームページとは、集客効果のあるホームページのことで、集客効果の要因としては、アクセス数・掲載内容充実が上げられますが、その全てがホームページの設計書(構成)次第で変わってしまいます。
効果的なホームページにするには担当者・制作会社に任せるのではなく、経営者自身が戦略として構成を考える事が重要です。